血液内科
診療内容
造血幹細胞移植を行っています
造血幹細胞移植は2種類に分けられます
造血幹細胞移植は、自分の造血幹細胞を用いる自家造血幹細胞移植と、ドナーから提供を受ける同種造血幹細胞移植(移植片は骨髄、動員末梢血幹細胞、さい帯血の3種類があります)の2種類に分けられます。
移植件数
ドナーは、ヒト白血球抗原(HLA)または主要組織適合性複合体(MHC)が適合した血縁者または非血縁者(骨髄バンクから提供を受けます)です。当院では平成2年に造血幹細胞移植治療を開始し、平成28年までに、自家造血幹細胞移植を133件、同種造血幹細胞移植を313件実施しました。
質の高い医療を実践することを常に心がけています
造血幹細胞移植は、血液内科医師だけでなく、全身放射線照射を担当する放射線科医師・技師、日々の看護業務を担当する看護師、免疫抑制剤や抗生物質の調整を担当する薬剤師、血液検査や造血幹細胞の保存を担当する検査技師の協力がなければ成り立ちません。当院では、造血幹細胞移植治療にかかわる医療者と定期的なカンファレンスを行い、質の高い医療を実践することを常に全員が心がけています。