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脳卒中診療部

概要

病床数

 厚生労働大臣の定める施設基準を満たす脳卒中ケアユニット(SCU)として奈良県で初めて開設しました。当院東西病棟1階の救急外来の隣に位置し、MRI室、CTscan室、脳血管撮影とも隣接し効率的に脳卒中診療が行えます。運営病床数は9床(2022年度より12床)で、専用のリハビリテーション設備も併設されています。

 

患者内訳

 年間約500名の患者さんが入室し、その内訳は脳梗塞が75%、脳出血が20%です。くも膜下出血は術後には集中治療室(ICU)に入ることが多いですが、全身状態によってはSCUに入室します。

 

24時間体制で治療

 当院は脳卒中ホットラインが救急隊と直接つながっており、時短のため一般の救急を介さずに直に脳卒中医が受け入れていて、『断らない脳卒中救急』を実現しています。特に2015年に脳梗塞治療を劇的に改善させるステントリトリーバーの価値が世界で報告されてからは、脳卒中に対して1分でも早く『時短に進める』治療を展開させていく意義を、脳卒中に関わる看護師、技師、事務、さらには他科の脳神経内科、救急診療科、総合内科、放射線科、循環器内科、心臓血管外科など皆が充分に理解し、協力的にサポートしてくれているので高いレベルの治療が可能となっています。

 この整った態勢により、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など脳卒中救急患者の受け入れを滞りなく行っています。脳卒中患者はSCUで治療することが予後の改善につながることのエビデンスが証明をされており、SCU入室後は脳神経外科医、脳神経内科医、看護スタッフ(常時3床につき1名の専従看護師を配置)、リハビリ技師(専任療法士による早期リハビリ)などが協力して24時間体制で治療にあたっています。

 tPA投与による超急性期の血栓溶解療法や、血栓吸引カテーテルやステント型の血栓除去器具(ステントリトリーバー)などの最新のデバイスを用いた血管内治療による血行再建を『時短に進める』手段の例としては、2人以上の脳卒中当直医が年中無休で常駐しているため必要な複数の行程を手分けして治療に当たれること、血管撮影室は脳卒中専用ですので診断撮影の後でそのまま血管内治療を施行することができること、CT装置と小さな初期脳梗塞や血栓まで検知できる3テスラのMRI装置の両方を救急外来に設置していることなどが挙げられますが、SCUの治療を効率化して脳卒中救急患者の全例受け入れ態勢を常に整えていることも一役買っています。

 

認定施設

 当院は地域の医療機関や救急隊からの要請に対して24時間365日脳卒中を受け入れて、急性期脳卒中診療担当医師が患者搬送後速やかに診療(rt‐PA静注療法を含む)を開始できる施設である「一次脳卒中センター」(Primary Stroke Center:PSC)に認定されています。今後日本脳卒中学会では、「血栓回収脳卒中センター(Thrombectomy-capable Stroke Center:TSC)」および「包括的脳卒中センター(Comprehensive Stroke Center:CSC)」の認定を行う予定です。

 

面会についてのお願い

 患者さんの状態に応じて面会をしていただいていますのでお申し出ください。

 SCUは重症患者さんに対しいろいろな検査、治療などが行われていますので、いつでもSCUに入室していただくわけにはいきません。

面会時間

 現在コロナ禍につき、面会には許可証が必要です。面会に関するルール・詳細は下記リンクをご参照ください。

 また、病状説明には2名まで来て頂きます。15歳以下は入室できません。

入室時

 手洗いやガウンの着用などが必要な場合もありますので、SCU看護師にお申し出ください。

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