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核医学(RI部門)

概要

 放射線部核医学部門では、放射性同位元素を用いた診断(一般核医学検査とPET検査)と治療(放射線内用療法)を行っています。

 一般核医学検査(SPECT検査)ではSPECT装置2台(うち1台はSPECT/CT装置)を使用し、骨シンチ、脳血流シンチ、心筋シンチ、ドーパミントランスポーターシンチ、ガリウムシンチ、甲状腺シンチ、肺血流/換気シンチ、肝機能シンチなど年間約1,400件の検査を行っています。PET検査ではPET/CT装置1台を使用し、悪性腫瘍、心サルコイドーシス、大血管炎、てんかんなどを対象としたFDG-PETを年間約1,500件行っています。現在アミロイドPET導入に向けて環境を整備しています。放射線内用療法では、バセドウ病に対するI-131内用療法、甲状腺癌術後I-131アブレーション治療、塩化ラジウム治療などを年間約20件行っています。

 スタッフは放射線部診断部門もあわせ、核医学専門医およびPET核医学認定医が5名在籍し、日本核医学会専門医教育病院として専攻医のローテーションも行っています。放射線技師、看護師と密に連携し業務を行っており、ルート確保、薬剤投与のタスクシフトも積極的に進めています。

 核医学部門では、不要な被曝をなくし安全を心がけつつ、他の画像検査で得られない機能情報をもとに正確な診断を行い、低侵襲な治療を提供できるよう努力しています。

放射線部放射線RI部門 部長
金尾 昌太郎

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